足底筋膜炎って、何??
目次
足底筋膜とは、足の裏にある筋肉を包んでいる筋膜で、足指の付け根部分から土踏まずを通り、踵に集まっています。
歩く時・走る時・ジャンプする時などで、地面から足裏に受ける衝撃を受け止める役割があります。
この足底筋膜が炎症を起こして、足裏や踵に痛みを起こすことを「足底筋膜炎(足底腱膜炎)」といいます。
足裏の痛みは、何が原因??
足裏に痛みを起こす要因として「足底筋膜炎」があります。
足裏にはたくさんの筋肉があり、それを覆っている筋膜(足底筋膜)が炎症を起こすことで、土踏まず付近や踵など、足裏に痛みを起こすとされます。
症状の特徴としては、起床してからの1歩目、椅子から立ち上がる時など、歩き出しの瞬間に、足裏を突き刺すような痛みを起こします。
軽度の場合、歩き始めると、足裏にピリピリとした痛みを起こしますが、痛みは一時的に消え、しばらくするとまた痛み出します。
痛みが長く続かないため、そのままにしてしまい、症状が悪化してしまうケースも少なくありません。
症状が悪化すれば、足を地面に付けることすら出来なくなり、日常生活にも著しい支障をきたすことにもなります。
足裏に異変を感じたら、早めにセ病院で診察を受けるようにしましょう。
足の裏が痛い・・足底筋膜炎かもしれません!
特別に何かした訳でもないし、外傷を受けた訳でもないのに、突然の足裏に痛みを感じたことありますか?
特に、朝起きて足を踏み出したとき、動いていない状態から立ち上がった時など、足の裏を使い出す瞬間に、足の裏に刺さるような痛み・・これは、足底筋膜炎かもしれません。
足底筋膜炎とは、足裏の筋肉を覆っている「足底筋膜」が炎症を起こした状態で、足裏や踵に痛みを起こします。
足底筋膜は、足指の付け根部分から、土踏まずを通って踵に集まっていて、地面から受ける衝撃を吸収して、足裏の筋肉を守る役割があります。
では、どうして動き始めに痛みが起こるのでしょうか・・?
足裏の筋肉の疲労、または筋力不足などによって、足裏の筋肉が硬くなっていると、それを包む足底筋膜も硬くなって柔軟性がなくなってしまいます。
動き出しの時=足を地面に着く時です。
足を地面に着くとき、足裏の筋肉や筋膜は引き伸ばされます。
そのため、筋肉や筋膜の負担が蓄積されて硬くなってしまうと、無理に引っ張られる状態になり、痛みを起こすことにとなります。
足底筋膜炎は、足裏を守りすぎたから・・?
歩くとき、走るときなど、足の裏には地面からの大きな衝撃が伝わります。
足の裏には、たくさんの筋肉がありますが、「足底筋膜」が筋肉を覆うことで、衝撃を吸収して筋肉を守っています。
足裏にかかる衝撃が蓄積されれば、足底筋膜が炎症を起こしてしまうのです。
とはいえ、毎日走っている方が、必ず足底筋膜炎になる訳ではありません。
根本的な原因は、筋肉や筋膜が硬くなっていると言えます。
では、どうして硬くなるのか?
筋肉は、筋力以上に使えば、傷つかないように硬くなります。
逆に、あまり使わなければ、縮こまったまま硬くなり衰えてしまいます。
筋肉が硬くなれば、それを覆う筋膜も柔軟性がなくなっていく訳です。
硬くなった=伸びることが出来ない=可動域が狭くなるということです。
伸びないものを伸ばそうとすれば、当然、切れてしまいます。
それを防ぐために、痛みを起こして動きを制限します。
これが、炎症と言えます。
足底筋膜炎を起こすのは、筋肉の働きが悪いからです。
筋力が弱くなる理由は、足裏を守りすぎているからです。
スリッパやクッション性の高い靴などを履くことで、足の裏を守っています。
足からの衝撃が少なくなれば、当然、筋膜も筋肉も衰えていきます。
とはいえ、筋力以上の衝撃を与え過ぎたら硬くなるので、急激に刺激を増やすのはいけません。
適度な刺激が必要なのです。
家に帰ったら、まず靴下を脱ぐ・家の中では、裸足で歩く・・ただそれだけでも、足底筋膜炎の予防になるのではないでしょうか・・。
脚の歪みが、足底筋膜炎を起こす!
足底筋膜炎とは、足裏の筋肉を覆う「足底筋膜」が炎症を起こし、足指の付け根・踵・土踏まずなど、足裏に痛みを起こす疾患です。突然の運動や立ち仕事、不具合な靴などにより、足底筋膜に負担がかかることで、炎症を起こすと言われています。
歩く時や走る時など、足裏の筋肉や筋膜は伸縮しています。
しかし、運動不足や疲労の蓄積によって、筋肉や筋膜の硬くなり柔軟性がなくなると、無理に引っ張られて痛みを起こすことになります。足裏の筋肉の働きが悪いことが、根本的な原因です。
私たちの足は、弓状のアーチを描くことで、カラダからの衝撃を受け止めています。
О脚やX脚など、脚に歪みがあると、脚の重心が偏ってしまい、このアーチバランスが崩れることになります。
となれば、足裏の筋肉のバランスも崩れ、正しい働きが出来なくなるのです。
そうなれば、足底筋膜にも余分な負担が掛かり、足底筋膜炎を起こしやすくなると言えます。
足底筋膜炎は、マッサージは逆効果?!
足裏の筋肉や筋膜の働きが悪いと、足底筋膜炎を発症することになります。
筋肉は、筋力以上に使うと収縮して硬くなり、使わなければ伸縮の力が弱くなって硬くなる・・運動不足でも運動のしすぎでも、筋肉は硬くなって働きが悪くなります。
筋肉に柔軟性がなければ、筋肉・筋膜の運動可動域が狭くなってしまうため、少しの動きでも負担が大きくなります。
動ける範囲よりも大きな動きをしようとすれば、筋膜が引っ張られて傷つきます。これが足底筋膜炎の原因になります。
足に痛みやコリを感じると、なんとなくマッサージしたくなってしまいます。
しかし、足底筋膜炎は、むやみに触らないほうがいいのです。緊張で硬くなった筋肉を刺激すれば、筋肉は傷つくのを恐れて、更に硬くなる場合があります。
となれば、痛みが悪化してしまうことにもなります。筋肉を柔らかくすることは大切ですが、炎症を起こしている場合は安静が必要です。
痛みが改善してから、ストレッチなどで適度に動かすようにしましょう。
足底筋膜炎を繰り返さないために
歩いたり、跳んだり、走ったりすることで、足裏は地面から大きな衝撃を受けています。
この衝撃による筋肉損傷を避けるため、足底筋膜が筋肉を包み、衝撃を吸収する役割を果たしています。足底筋膜に何らかの障害が起こることで足裏に痛みを起こすことになります。
痛みを起こす原因は、足底筋膜の炎症とされますが、根本的な原因は明らかになっていません。
そのため、病院などでは、アイシングやテーピング、痛み止めなどで、痛みを和らげることになりますが、これらは症状の改善であって、根本的な改善とは言えません。
根本的な改善を行わなければ、症状が慢性化したり、再発を繰り返すことになります。
長時間の立ち仕事や、マラソンなどにより、足裏にかかる負担が大きくなれば、足底筋膜が炎症を起こすとされますが、マラソンランナーが必ず「足底筋膜炎」を起こすわけではありません。
根本的な原因は、足裏の筋肉の働きに問題があると考えられます。
筋肉は使いすぎても使わなくても、硬くなってしまいます。筋肉の柔軟性がなくなれば、それを覆う筋膜の柔軟性もなくなります。柔軟性がなくなれば、衝撃を吸収するクッションの役割が出来なくなるのです。
通常、歩くとき、走るときなどは、足裏の筋肉や筋膜は伸びるようになっていますので、柔軟性がなくなれば、無理に引っ張られる状態となり、炎症を起こしてしまうという訳です。
炎症がある場所に刺激を与えると、痛みが悪化することになります。そのため、痛みが治まるまでは、マッサージなどは避けましょう。足はカラダを支える土台です。カラダを正しく使うことは、足裏の筋肉を整えることにもつながります。
足底筋膜炎は、カラダ全体の筋肉バランスを整えることが重要と言えます。
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